歯科助手になろうと思ったきっかけは何ですか。
カー用品店やレンタルビデオ店などのサービス業を長年やってきて、ふと今までと違ったお仕事がしたいと思い、求人情報を調べていたら、歯科助手が目に留まり資格がなくても医療に関わるお仕事ができるということで同市内の他クリニックで歯科助手のお仕事をはじめました。
INTERVIEW
歯科助手(外来)
北田 彩実さん
医療法人社団コンパス 2019年9月 入社
外来診療 / 歯科助手
北田 彩実
カー用品店やレンタルビデオ店などのサービス業を長年やってきて、ふと今までと違ったお仕事がしたいと思い、求人情報を調べていたら、歯科助手が目に留まり資格がなくても医療に関わるお仕事ができるということで同市内の他クリニックで歯科助手のお仕事をはじめました。
前職のクリニックの院長がご高齢で診療できる日が少なくなってしまったので、転職活動をはじめたところ、当法人が自宅から近かったので応募しました。
歯科助手の経験があるとはいえ、クリニックによって、診療方法、扱っている器具や薬剤も全然違う中、歯科医師や歯科衛生士さん、先輩の歯科助手さんは最初からとても親切丁寧にわかりやすく教え直してくれました。
歯科衛生士さんが患者様に、日常会話はじめ治療のこと、特にメンテナンスについては詳しく丁寧に説明されていて横で聞いている私も勉強になると感じます。
歯科医師は、それぞれの特徴を活かしながら患者様に分かりやすく根気強く説明されていますし、保険診療や自費診療の良し悪しもしっかりご提示し、患者様に選択頂けるように意識されていると感じました。
歯科助手のお仕事は大きく分けて歯科医師のアシスト業務と受付業務があります。
歯科医師のアシストでは当クリニックは曜日ごとに違う歯科医師がいらっしゃるので、基本は同じでも準備や使用する道具を覚えること、治療時には歯科医師との阿吽の呼吸が求められます。そのため、今までサービス業で培ってきた相手が何を求めているのかを先読みして行動する、無意識にそのような接遇力が活かされているように思います。例えば、患者様がこの歯が沁みるんですと訴えたら歯科医師はきっと知覚過敏の処置をして、あのお薬を使用するだろうなと先読みして、言われる前にお薬を用意するようにしています。
受付業務では、電話対応やご来院時の受付会計がありますが、中でも初診の患者様の電話予約の際は、不安なお気持ちを察して、いつも以上に丁寧に少しでも不安を払拭できるように意識しています。また、再診の患者様の電話予約の場合は、開口一番にその患者様のことを覚えていますよということをお伝えしながら、患者様情報をお調べし対応しております。そうすることで自然と患者様のことを覚えるようになりますし、何より患者様にいつも安心してご来院頂けるかと思います。
やはり、不安そうに来院された患者様が治療を終えてありがとうと笑顔でお帰りになられる瞬間です。また、クリニックが入店しているショッピングモールのスーパー内や公共スペース等、クリニックの外で患者様に「先生元気にしてる?また今度行くね!」などの声を掛けられたりすることも私のやりがいです。
業務面では歯科医師や歯科衛生士と連携が取れて、何事もなくスムーズに一日が終えられることも何気ないことですが、日々のやりがいに繋がっています。
それと、これは個人的なことですが、サービス業で学んだPOPやディスプレイ作りのノウハウを診療メニューツールや院内ディスプレイ、掲示用POP等に活かすことができているのもやりがいのひとつかもしれません。
私は週5勤務で常駐しているので、担当曜日毎に異なる歯科医師や歯科衛生士のつなぎ役にならなければと思っています。患者様情報や設備の状態、材料の在庫状況などLINEワークスで共有することはできるものの、直接伝えることも大切です。業務以外でも職種や年齢関係なく、良いことも悪いこともスタッフ同士でたくさん会話ができる雰囲気作りを意識しています。
色々な歯科医師や歯科衛生士さん、歯科助手さんと一緒にお仕事をすることで自分の幅を広げてみたいです。当法人なら多拠点展開しているので、転職しなくてもそれが叶います。
自宅から通える範囲ですが、当法人内の他クリニックでもいつか働いてみたいと思っていますので、自分がいつでも異動できるように後輩の育成や歯科助手業務の確立にも力を入れていきたいです。
あとは、当法人は働きやすく休みもしっかりとれますし、ストレスなく伸び伸びとさせてもらっていますので、このまま少しでも長く健康で働いていたいです。