訪問診療の内科医師になろうと思ったきっかけを教えてください。
私の本職は外科医です。今も病院勤務の外科医をしながら、当グループで週1回の平日と月1回の週末で非常勤として訪問診療もやっています。
外科は病院で治療したあと、例えばがんであれば5年が過ぎるとフォローは終了してしまいます。しかし、その後ももちろんその方の人生は続くわけで、その方が今後どのような生活をしていくのかなと、もともと興味を持っていました。
そんなときに、当グループの理事長に会う機会があり、訪問診療を本格的にはじめることになりました。患者様の生活も見ることができるのが、訪問診療の魅力のひとつかと思います。
当グループに入職を決めたポイントを教えてください。
当グループに入職する前にも、他クリニックで訪問診療を少しやっていて、そのときに当グループの理事長に出会い、お声掛けいただいたのが入職のきっかけです。
理事長からの熱いオファーや「患者様の食べる・寝る・出すをサポートするんだ」という言葉、これは人間の基本ですし、そこをサポートできるのはドクター冥利に尽きると思いました。
当グループに入職した当初は、どのような印象を持ちましたか。
前職の他クリニックは事務所の人口密度が高めで賑やかな印象だったのですが、4年程前に当グループに入職して担当したのが、ちょうど立ち上げたばかりの拠点だったため寂しい感じがありました(笑)
その後、患者様がだんだん増えてきて、事務の方も増えるにつれて、スタッフみんなが優しく人間味のある方々なので、アットホームな雰囲気になってきたと感じています。例えば、他院だと診察が終わって事務所に戻ってきてから、その日のカルテを書いたり処方箋を確認しなおすこともありますが、当グループでは診療アシスタントが診療に際して、事前にカルテデータを用意してくれていたり、診察中に診察内容をすべてカルテに打ち込んでくれるので、すごく働きやすいです。
当グループの接遇力について、どのような印象を持っていますか。
患者様に限らずご家族との関わりも大事にしようとしている姿勢を感じます。必要以上に連絡しすぎるとご家族はかえって心配されてしまうので、ご家族の状況を考えながら患者様の最低限の様子や情報をこまめに連絡しようと意識していると思います。